整備ソフト 安いで比較すること自体は正しい姿勢です。ただし月額表示だけを並べると、実際の総額とは順位が逆転することがよくあります。見落とされやすい3つの費用を押さえてください。
月額表示に含まれていないことがある3費用
① アップデート費用
法令改正・税制改正・搭載データ(日整連作業点数、純正部品、諸元、新車、リコール)の更新にかかる費用です。月額に含む会社と、年1回別途請求する会社があります。年間で数万円変わるため、「アップデートは月額に含まれますか」は必ず確認する質問です。
② サポート費用
電話サポートが無償か、有償か、回数制限があるか。訪問サポートは別料金か。導入初年度はどうしても問い合わせが増えるため、ここが従量課金だと想定外の出費になります。
③ 解約時のデータ出力費用
もっとも見落とされる費用です。解約するときに顧客・車両・伝票のCSV出力を依頼すると、作業費として請求されるケースがあります。金額が高いと、実質的に乗り換えができず契約が続くことになります。
総額で比べる計算表
| 項目 | A社 | B社 |
|---|---|---|
| 月額 | 安い | やや高い |
| 年間アップデート費 | 別途 | 月額に込み |
| 電話サポート | 有償 | 無償 |
| 解約時のデータ出力 | 作業費あり | 無償・自分で出力可 |
| 5年総額 | 逆転して高くなることがある | 読みやすい |
比較するときは「月額×60ヶ月+アップデート費×5年+想定サポート費」で並べてください。これで初めて同じ土俵になります。
リース契約(パック契約)と月払いの違い
パック契約(リース)
5年程度の契約で月額が抑えられます。ただし途中解約が難しく、残債の一括請求になる場合があります。導入して合わなかったときの逃げ道がありません。
月払い契約
月額はやや高めですが、合わなければ止められます。整備システム リースなしで導入したい場合はこちら。開業間もない工場や、将来の乗り換え余地を残したい場合に向きます。
費用を下げる正攻法
IT導入補助金の対象システムを選ぶと、実質負担を抑えられる場合があります。対象ツールとして登録されているかは、契約前に販売店へ確認してください。
市販されている整備システム40社の機能・料金をまとめた比較表を無料でお渡ししています。