自動車整備 請求書ソフトを探す段階の方は、たいてい「エクセルの手作業がつらくなってきた」状態です。ここでは無料と有料の差がどこにあり、月額いくらまでなら元が取れるのかを具体的に見ます。
無料と有料の実質的な違いは3つだけ
① 蓄積されるかどうか
無料のテンプレートは1枚ごとに完結します。有料の請求書ソフト・整備システムは、発行した請求が顧客と車両にひも付いて蓄積されます。「この車、前回いつ何をしたか」が1秒で出るかどうかの差です。
② 制度変更に追随するかどうか
インボイス制度、電子車検証、OSS。自動車業界は数年単位で帳票と手続きの前提が変わります。有料ソフトはアップデートで追随しますが、無料テンプレートは配布者が更新をやめた時点で止まります。古い様式のまま使い続けていることに気づけないのが怖い点です。
③ 困ったときに聞けるかどうか
決算期に帳票が出ない、消費税の計算が合わない。無料には窓口がありません。1回の停止で失う時間を時給換算すると、月額数千円のサポート費のほうが安かった、という結論になりがちです。
月額いくらまでなら得か
計算式:削減できる時間(時間/月)× 自社の時給 > 月額利用料 なら導入して得。
例)請求書の作成と過去分の検索で1日30分短縮 → 月およそ10時間。時給2,000円なら月20,000円相当。有料の整備システムは月額1万円前後からなので、この時点で回収できています。
請求書ソフトを選ぶときの確認項目
| 確認項目 | なぜ重要か |
|---|---|
| 法定費用を非課税として分けて出せるか | 自賠責・重量税・印紙を課税に混ぜると金額が狂う |
| 適格請求書(登録番号・税率別区分)に対応しているか | 対応していないと適格請求書として使えない |
| 見積書からそのまま請求書にできるか | 転記の手間とミスが消える |
| データをCSVで出せるか | 次のシステムに移れるかを決める最重要項目 |
| アップデート費・サポート費が月額に含まれるか | 別料金だと総額で高くつく |
| 複数台・複数人で使えるか | スタッフが増えたときに買い直しにならない |
いちばん多い失敗
月額の安さだけで選び、解約時にデータを出せないシステムに入ってしまうケースです。整備ソフト 安いで比べる場合も、CSV出力の可否は必ず契約前に書面で確認してください。
市販されている整備システム40社の機能・料金をまとめた比較表を無料でお渡ししています。