「自動車整備ソフト ランキング」で検索すると、順位を付けた記事が多数出てきます。しかし整備ソフトは、工場の規模と業種によって正解がまったく入れ替わる種類の商材です。順位をそのまま採用すると、必要ない機能に払い続けるか、必要な機能が無くて乗り換える羽目になります。
ランキングが当てにならない3つの理由
① 評価軸が公開されていない
「1位」の根拠が、価格なのか機能数なのか導入社数なのかが書かれていない記事がほとんどです。自社にとって重い軸(たとえば車検案内が出せるか)が評価に入っていなければ、その順位は自社と無関係です。
② 業種の違いが吸収されていない
整備専業、車販併営、鈑金塗装中心では、必要な機能がまるで違います。鈑金であれば事故車の修理見積システムが要りますし、車販併営なら注文書と登録費用の計算が必須です。1本の順位でこれらを同時に満たすことはできません。
③ 更新が止まっている
自動車業界は制度変更が多い分野です。インボイス制度、電子車検証、OSS(ワンストップサービス)への対応状況は毎年変わります。数年前のランキングは、対応済み/未対応の情報がそのまま古くなっています。
順位より先に見るべき8項目
- 他社切替時のデータCSV出力の可否(顧客・車両・伝票)——これが無いシステムは次に移れません
- 契約期間中のアップデート更新が費用に含まれるか
- インボイス制度への対応状況
- IT導入補助金の対象システムかどうか
- OSS(電子保適・ワンストップサービス)への対応
- 電子車検証への対応
- 購入前・購入後の訪問サポートの有無
- 公式サイトの製品情報が更新され続けているか
規模・業種別に見る選び方の目安
| 自社の状況 | 重視すべき点 |
|---|---|
| 1〜2名・整備中心・月20台前後 | 月額の安さと、解約時にデータを出せること。整備システム リースなしの月払いが安全 |
| 3〜10名・車検が主力 | 車検満期の抽出と案内(はがき・メール・SMS)機能 |
| 車販も扱う | 整備と車両販売システムが1つで完結すること |
| 鈑金塗装が主力 | 事故車の修理見積システムとの連携 |
| 多拠点 | クラウド型で拠点間のデータ共有ができること |
結論
順位ではなく、上の8項目を各社横並びで確認するのが確実です。当サイトでは各社の対応状況をまとめた比較表を無料でお渡ししています。
市販されている整備システム40社の機能・料金をまとめた比較表を無料でお渡ししています。